相続税の申告って、みんながするの?
- 税理士 鷲塚真一
- 2024年2月1日
- 読了時間: 2分
令和5年12月に、国税庁から『令和4年分 相続税の申告実績の概要』が発表されました。
これによると、令和4年中に亡くなられた方は約157万人いらっしゃいます。これに対し、相続税の申告書は相続税額があるものだけで約15万件提出されており、割合にすると9.6%です。つまり10人に1人は、亡くなった時に相続税が課されていることになります。この数字を聞いた皆様にとって、相続税を支払うのは一部のお金持ちの話でしょうか?
平成27年1月以降の相続開始から基礎控除が見直され、それ以前は4%代前半だった課税割合が倍増しています。これは相続問題が平成27年を境に2倍身近なものになったと考えることができます。それでも、皆さんは「私には関係ない」と言えますか!?
同じタイミングで、『令和4事務年度における相続税の調査等の状況』も発表されました。
こちらも見てみると、令和4事務年度における実地調査の件数は8,196件で、うち7,036件が申告漏れを指摘されています。割合にして85.8%です。また、間違いを指摘されたうちの1,043件、割合にして14.8%に仮装隠蔽があったとして重加算税(いわゆるペナルティ)を課されています。
私も申告をお引き受けするときには、必ず「お伝えいただけていない財産等はありませんか?」とお聞きするようにしています。知らなかったでは済まされないので、皆様も申告の際にはご注意ください。
出展
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